8/21 全国政策研究集会2022IN静岡(オンライン)2日目を受講。
・分科会 ①気候危機 ~循環型社会を考える~
㈱日立製作所研究開発グループ先端AIイノベーションセンター福田 幸二氏
電力・エネルギー分野の「破壊的変化」「燃料」から「技術」へ。
主役は太陽光発電・風力発電(+蓄電池)である。「バッテリー・ディケイド」(蓄電池の10年)モビリティ大変革と蓄電池普及が始まっている。市場に急拡大しコストが急落する蓄電池。移動のサービス(MaaS)への加速、農地、荒廃農地、住宅などを活かしてはどうか。
②静岡市の地球温暖化対策について 静岡市環境局環境創造課グリーン政策推進室 副主幹 廣田 潤 氏
平成28年4月~令和4年3月までの、第2次静岡市地球温暖化対策実行計画の紹介。
令和4年度の施政方針は、「人口活力の維持」、「デジタル化の推進」に加え、「脱炭素社会の実現」に向けた取り組みを進める。
そのため、官民で地球温暖化の危機意識を再認識したうえで、双方が連携しグリーンイノベーションを通じた経済と環境が両立したまちづくりをすすめていくため、「脱炭素社会に向けた官民連携会議」を設置。静岡市の2050年の姿の素案を作成するとともに、官民の取り組みの指針ともなる2030年度までにロードマップ素案を作成。
リーディングプロジェクトとして、①脱炭素先行地域の整備促進、②グリーン水素の利活用推進、③グリーン産業の育成、④公共交通機関の利便性向上と利用促進、⑤温室効果ガスの吸収源対策をあげた。
経済界や市民団体、学識経験者や静岡市が連携した「脱炭素社会に向けた官民連携会議」、官民が協働して取り組むことは、今後求められる方向性ではないだろうか。
活動報告
