11/1 東京都千代田区で開催された第16回地域医療政策セミナーに参加。
①「公立病院の新型コロナウイルス感染症対応実績と今後の新興感染症感染拡大時に備えた対応」の研修内容
COVID-19発生以降、精神的不調を起因とした休職者が増えていることやメンタルヘルスケアやモチベーション維持のための取り組み等の紹介。
・今後の感染拡大に備えた対策として
①病床の確保、臨時の医療施設の整備 ②医療人材の確保等 ③単独医療機関だけではマンパワーに限界がある。民間を含めた地域すべての医療機関が何らかの形で対応すべきであると伺った。
②「30年先を見据えて、がけっぷち民間病院からのお願い」の研修内容
増え続ける社会保障費(医療介護に要する費用)をどうやって支えていくか?をテーマに、PlanA【In(税収/保険料)を増やす】、PlanB【Out(支出)を減らす】の視点から講話を伺った。
「2025年問題」後期高齢者の増加により、病院や介護施設の定員があふれることが予測できる。各種施設の数が足りないとなれば、その仕事を行わなければならない医療従事者や介護職員もこれまでより多く雇用しなければならない。しかし、現実には医療従事者や介護職員のマンパワー不足が懸念される。また、社会保障の支え手である勤労者世代の割合が減少していく中で、社会保障の安定財源の確保も重要な課題。今後、地域で支えあう社会の構築が必要であることを痛感した。
日帰りの研修。帰りは有楽町にある富山県「いきいき富山館」に立ち寄りました。
活動報告
